フェーズフリーな暮らし。日常使いできる防災用品とは?
フェーズフリーとは日常と非常時の垣根をなくす防災の新しい考え方。キャンプ用品、ローリングストック、防水ウェアなど、日常使いできる防災アイデアを具体的に紹介します。
「防災グッズを奥底にしまい込んで、いざという時に使えなかった」 そんな経験はありませんか?近年、防災の新しい考え方として「フェーズフリー」が注目されています。
フェーズフリーとは?
フェーズフリーとは、「日常(いつも)」と「非常時(もしも)」のフェーズ(段階)の垣根を取り払い、日常使いしているものを非常時にも役立てようという考え方です。 特別な「防災用品」を用意するのではなく、いつもの生活の中で自然に備えができている状態を目指します。
日常使いできるフェーズフリーアイテムの例
1. アウトドア用品・キャンプ用品
キャンプ用品は、電気やガスがない環境で使うことを前提に作られているため、そのまま優れた防災グッズになります。
- ランタン・ヘッドライト: 日常の読書灯や夜の散歩に使いつつ、停電時の照明として。
- 寝袋(シュラフ)・マット: 来客用の寝具として活用し、避難所での睡眠用具に。
- カセットコンロ: 普段の鍋料理で使い、災害時の調理器具として。
2. いつもの食品(ローリングストック)
非常食を別で買うのではなく、普段から食べているものを少し多めに買い置きする「ローリングストック」もフェーズフリーの代表例です。
- レトルト食品、フリーズドライ、パスタ: 忙しい日の夕食に食べたら、食べた分だけ買い足す。
- お菓子やゼリー飲料: 普段のおやつとして楽しみつつ、非常時のカロリー補給に。
- 野菜ジュース: 災害時に不足しがちなビタミンを補えます。
3. 日用品・ファッション
- 大容量のモバイルバッテリー: 普段の外出や旅行で使い、停電時のスマホ充電に。
- 撥水・防水加工のウェア: 普段着やレインコートとして着回し、雨天の避難時に。
- 蓋付きのバケツ: 普段は収納ボックスやゴミ箱として使い、断水時の水くみに。
フェーズフリーのメリット
- いざという時にすぐ使える: 普段から使い慣れているため、非常時でも迷わず使えます。
- 無駄がない(期限切れを防げる): 日常的に消費・更新するため、賞味期限切れや劣化を防げます。
- 心理的なハードルが下がる: 「防災のため」と気負う必要がなく、自然と備えができます。
今日から少しずつ、身の回りのアイテムをフェーズフリーな視点で見直してみませんか?
