高齢者の避難計画を家族で作る|個別避難計画と警戒レベル3の備え
高齢者や障害のある人など避難に支援が必要な家族向けに、個別避難計画へ入れる項目、支援者、薬、移動手段、警戒レベル3での行動を解説します。
高齢者など避難に時間がかかる人は、危険な場所にいる場合、警戒レベル3「高齢者等避難」で避難を始めます。 誰が迎えに行くかを災害発生後に決めるのではなく、平常時に個別避難計画として具体化します。
個別避難計画に入れる項目
- 本人の氏名、住所、連絡先
- 避難を支援する人と代わりの人
- 災害別の避難先と複数の経路
- 車いすなどを含む移動手段
- 常備薬、医療機器、アレルギーの情報
- 家族、福祉・医療関係者の連絡先
- いつ避難を始めるかという判断基準
内閣府によると、市町村は避難行動要支援者名簿を作成し、個別避難計画の作成に取り組んでいます。対象や申請方法は自治体で異なるため、福祉・防災担当窓口へ確認します。
「迎えに行く人」を一人にしない
支援者本人が被災したり、道路が通れなかったりする場合があります。第一・第二の支援者、近隣で声を掛ける人、遠方から情報を整理する家族を分けます。個人情報を誰と共有するかは、本人の意向を確認します。
薬と医療機器の備え
常備薬、お薬手帳の写し、病名、アレルギー、緊急連絡先を防水袋へ入れます。人工呼吸器など電源が必要な機器は、停電時間、予備電源、電源を確保できる避難先を医療機関・事業者と確認します。
実際に経路を確かめる
地図上で近くても、坂、段差、狭い道は移動時間を延ばします。ハザードマップを見ながら、使用する補助具で避難先まで移動し、所要時間を測ります。大雨時は普段より時間がかかる前提にします。
参考にした公的情報
よくある質問
- 個別避難計画とは何ですか?
- 災害時に自力避難が難しい人について、避難先、移動方法、支援する人、連絡先などを本人・家族・地域・自治体で整理する計画です。
- 高齢者は警戒レベルいくつで避難しますか?
- 危険な場所にいる高齢者など避難に時間がかかる人は、原則として警戒レベル3の高齢者等避難で避難を始めます。状況によってはさらに早く動きます。
- 薬はどのように備えますか?
- 常備薬の予備、お薬手帳や処方情報の写し、病名・アレルギー・医療機器の情報をまとめ、更新日を付けます。薬の追加確保は医師や薬剤師に相談します。
