地震の家具転倒防止|寝室・リビングを安全にする7つの対策
地震で家具が倒れる、移動する、物が落ちる危険を減らす7つの対策。寝る場所と出入口を守る配置、L字金具、突っ張り器具の使い分けを消防庁情報に基づき解説します。
家具の地震対策は、固定器具を買う前に「寝る場所と出入口へ倒れない配置」に変えることから始めます。 家具は転倒するだけでなく、滑る、跳ねる、部屋を移動する場合があります。
家具転倒を防ぐ7つの対策
- 寝具の上や出入口へ家具が倒れない向きに変える
- 背の高い家具を柱や壁の下地へL字金具で固定する
- 突っ張り器具は家具の奥側、天井強度を確認して設置する
- ストッパー式器具などを組み合わせる
- 重い物を下段へ移し、家具の重心を下げる
- 扉・引き出しに開放防止器具を付ける
- テレビ、電子レンジ、照明、額縁も固定する
壁の見た目が同じでも、固定できる下地の位置や壁材は異なります。施工方法が分からない場合は、住宅の管理者や専門業者へ相談します。
寝室で優先すること
就寝中は緊急地震速報を聞いてもすぐ動けない可能性があります。頭の近くに背の高い家具、鏡、重い額縁を置かず、手の届く場所に靴、ライト、眼鏡を用意します。ドアが家具でふさがれない配置にします。
冷蔵庫・テレビ・電子レンジも動く
大型家電は重くても安全とは限りません。消防庁は、背の高い家具・家電が揺れながら移動する「ロッキング移動」などを紹介しています。冷蔵庫は専用ベルト、テレビは台と本体の両方、電子レンジは台から落ちない固定を検討します。
10分でできる点検
- ベッドに横になり、頭上と倒れてくる方向を見る
- 玄関まで歩き、倒れると道を塞ぐ家具を探す
- 棚の最上段から重い物を下ろす
- 固定器具の緩み、天井との隙間を確認する
地震時の行動は緊急地震速報が鳴ったときの基本も家族で確認します。
参考にした公的情報
よくある質問
- 家具は突っ張り棒だけで固定できますか?
- 家具や天井の強度、設置条件によって効果が変わります。壁の下地へL字金具で固定する方法を基本に、補助器具を組み合わせます。賃貸では管理者へ確認してください。
- 家具を固定できない場合はどうしますか?
- 寝る場所や出入口に倒れない向きへ移動し、背の高い家具を生活空間から減らします。重い物を下段へ移し、扉や引き出しの飛び出しも防ぎます。
- 最初に対策する部屋はどこですか?
- 長時間無防備になる寝室と、避難経路になる廊下・出入口を優先します。次に家族が長く過ごすリビングや子ども部屋を確認します。
