防災ワークショップの進め方|60分で地域の避難課題を見つける企画例
地域・学校・職場で行う60分の防災ワークショップ例。目的設定、地図を使った危険確認、発表、行動計画、振り返りまでの進め方を紹介します。
防災ワークショップは、地域の危険や避難方法を参加者自身が話し合い、終了後に実行する行動を一つ決める構成にすると実践につながります。 講師の説明だけで終わらせず、地域固有の条件を地図と場面設定で考えます。
60分の進行例
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 0〜10分 | 目的、想定する災害、守るルールを共有 |
| 10〜25分 | ハザードマップで危険箇所、避難先、経路を確認 |
| 25〜40分 | 災害場面を提示し、誰が何をするか話し合う |
| 40〜50分 | 各グループが課題と対策を発表 |
| 50〜60分 | 個人・組織が1か月以内に行うことを決める |
内閣府が紹介する地域防災の取り組みでも、防災学習会、避難訓練、避難所運営訓練、地域特性を踏まえたワークショップなど、参加者の行動変容につながる実践が重視されています。
現実に近い条件を一つ加える
「夜間で雨」「スマートフォンが使えない」「担当者が不在」「避難所が満員」など、普段の計画がそのまま使えない条件を一つ加えます。難しい条件を増やしすぎず、代替手段を具体化できる範囲にします。
成果を残して次の訓練へつなぐ
発表内容を、課題、対策、担当者、期限の4列で記録します。ワークショップ後はマニュアルや連絡網を実際に更新し、次回の避難訓練で試します。写真を公開する場合は参加者の同意と、子ども・個人情報への配慮が必要です。
ハザードマップの見方を事前資料にすると、地図を使った話し合いを始めやすくなります。
参考にした公的情報
よくある質問
- 防災ワークショップは何人くらいで行いますか?
- 全体人数にかかわらず、話し合いは4〜6人程度の小グループにすると参加しやすくなります。進行役と記録役を決め、最後に各グループが要点を共有します。
- 防災ワークショップに必要な物は何ですか?
- 地域の地図やハザードマップ、付箋、太いペン、記録用紙を用意します。個人情報や要配慮者の情報を地図へ書き込む場合は、共有範囲と保管方法を事前に決めます。
